見た目は何の変哲もないメルセデスベンツ190Eのシートですが、表皮の素材やクッションが素晴らしくて長時間の運転でも疲れないとてもよくできたものです。
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でも走行距離がかさんでくるとどうしてもヘタってきます。このクルマのオーナー様も背中が疲れるとのことで長距離運転を楽しめないとのこと。
シートをチェックすると、運転席側座面のウェーブ状スプリングが折れてしまってました。
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スプリングを補修した上でシートクッションと擦り切れた表皮を張り替えてオーバーホールすることもできますが、時間と費用がかかります。代案として座面入れ替えを提案させていただきました。
比較的にへたりの少ない助手席の座面と運転席側を入れ替えます。シートごと入れ替えればと思うかもしれませんが、背もたれ調整ダイヤルがBピラーに迫って回せなくなります。
背もたれと座面、座面とフレームを分解して組み替えます。加工も必要でちょっと手間ですが、、、
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結果は上々でオーナー様からも座面がしっかりするだけでこんなに違うものかとのこと。思う存分ドライブを楽しんでいただきたいです。
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