古くなってくるといろんなところの動きが渋くなってきて不具合が出てきます。
シートベルトの引き出し不良もその一つ。
シートベルトが引き出せなくなってしまう症状で、巻き取りは正常なのでついにはシートベルトが使えなくなってしまいます。このメルセデスベンツ190Eもそんな1台。
ガンガン引き出しているうちに治ったりするのですが、発生の頻度が増してきたので修理してほしいとのこと。
シートベルト巻き取り装置を車体から取り外して、
ベルトのロック機構を点検します。
本来であれば、ベルトを素早く引っ張り出すとロック、車体が傾いたり衝撃などで加速度が働くとロックするようになっています。ところが、素早くベルトを引き出すときに動作するロック機構の動きが渋くなっていて、引き出し時にはロックしっぱなしになってました。
このロック機構の動きを口で説明するのは難しいので動画を見てください。
シートベルト巻き取り機構はヘタに分解すると二度と元に戻せなくなるのでマネする人は十分に注意ください!
コメント