十数年放置されたエンジンの水回りです。
サーモスタットハウジングを開けると粉で満タン。冷却水のなれの果てですね。
ウォーターポンプもシールがやられて水漏れ。
外観からも嫌な予感しかしませんね。
分解するとこの通り。
サビサビです。
今回の場合、ポンプヘッドのみ新品が入手できました。
ケースは清掃して再利用します。
ただし、プーリーも再使用する必要があります。
プレスで抜いて圧入します。この場合、プーリーのベルトラインが出るように圧入代を決めないといけません。寸法を測定しながら圧入となります。
ウォーターポンプの準備ができたらエンジン側も清掃して組付け。
気のすむまで冷却水路をフラッシングして完成です。
当分は水漏れとは無縁でしょう!
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